介護
介護初心者による本音のみ 建前無し!!!

介護職に就く人の理由と共通点

誰もが仕事に就こうとした時、その仕事を選んだ理由があるはずだと思います。

もちろん筆者にもありますが、筆者の職場で

「なぜこの仕事(介護)を選んだのですか?」

と聞くといくつかの理由を聞く事ができました。

介護職を選ぶ理由

決して想像に難くない理由のとしては

“友人に紹介された”

“やりがいを感じたかった”

という感じです。

しかし、その中でも特に多くの人が挙げた理由は何だと思いますか?

介護職に就く人の共通点

圧倒的に耳にする理由が

“仕事以外での介護経験” です。

亡くなった両親の介護をしていた。

今現在も家族の介護をしている。

といった感じで、すでに何かしらの理由で介護をした経験がある人が多かったです。

その為、認知症などに理解が深く、施設で認知を患う入居者への対応がとても上手な印象があるので、介護職のチョイスに妙に納得してしまいましたね。

その他、<介護経験>がキーワードという意味では、

“自分が介護をされた経験がある”

という人もいました。

大きな怪我や、大きな手術が理由で介護が必要となり介護に触れたのがキッカケという事でしょう。

筆者が介護職を選んだ理由

「なんでこの仕事選んだの?」

とは今でもよく質問されます。※今は筆者が先輩後輩に質問していますが…

筆者が介護職を選んだ理由は、

“両親はまだ元気だが遅かれ早かれ介護をする、もしくは介護施設を探したりすることになるだろう”

と思ったからに他なりません。

もちろん、それなりの歳で求職中だった事もありますが、

今まで見向きもしなかった介護の求人を見た時にふと思ったんです。

「あー… いつか(親が介護を必要とする)そんな日も来てしまうのだろうな…」と…

同時に “親族に介護関係者もいなければそんな大変な経験談も聞いた事が無い”

とも思い、考えたんです。

「仕事でやってみる…  か…」と…

そのキッカケは結果として今現在も勤務に至る1つのモチベーションになったのは事実です。

だって親が認知症になったり、自力で歩けなくなる日は遅かれ早かれ必ず来るのだから…

介護の仕事をしていて、もう無理だと思った事は特に新人の頃は幾度とありました。

でもその度、その“いつか来る現実”と向き合う事で自分で自分自身を説得させて今に至ります。

自分は少し変わっているのだと思います。

でも何の取り柄の無い自分の決断にしてはなかなかグッジョブだったと今では思っているのです。

また決して多くの人に質問したわけではありませんが、私と同じ理由で介護職を選んだという話は他者から聞いた事はありません。

ありませんが、これからそういう人達が増えていくのではないかと思っています。

いや、本音は増えるべきだと思っています。

誰の家族にも、また自分にも介護を必要とする日が来るかもしれないのだから…