一言で介護の職に就くといってもいくつかの雇用形態があるのは想像に難くないと思います。
雇用形態を選ぼう
ざっくりと雇用形態の話をすると思いつくのは【正社員】【パート・アルバイト】では無いでしょうか。
上記2つに加え、今は【派遣社員】という形での雇用も増えているようです。
ちなみに筆者は派遣社員として現在勤務する施設でお世話になっています。
正社員
いわゆる正規社員なので直接雇用です。
安定を求めるならば正社員。という認識はもはや一昔前の印象もありますが、それでも昇給や賞与、福利厚生を考えるとメリットは大きいのかもしれません、一方で、責任は付いて回りますし、シフトの自由は利かない、長期の休みはほぼ無理と考えるべきでしょう。
また介護という業種上、全くの初心者でいきなり正社員という選択はかなり勇気が必要かと思います。
パート・アルバイト
いわゆる非正規雇用。ですが直接雇用です。
自分の時間をしっかり確保したいならばパート・アルバイト(以下バイト)ではないでしょうか?時給制である為にやったらやった分だけの稼ぎにはなりますが、介護という業種上1日働いたら1日休むくらいの気持ちの余裕があった方が、心や体の負担はだいぶ減ると思います。
もちろん勤務場所にもよると思いますが、午前だけ午後だけと選ぶ事もでき、申請次第では長期の休みも取得できるので、仕事の掛け持ち、旅行の計画などかなり生活の自由度は高いと思います。
しかし、言わずもがな不安定ゆえの不安、収入や昇給賞与に加え福利厚生面での不利が付きまとうのは宿命と言えるではないでしょうか。
派遣社員
こちらも非正規雇用。直接の雇い主は派遣会社。
“派遣切り”という言葉で一躍有名になった派遣社員(以下派遣)ですが、デメリットはまさに突然の派遣切りとの隣り合わせである事だと思います。
勤務姿勢が良くないという理由で(契約を)サクッと切られるのはもちろんの事、(派遣先の)会社の業績悪化、コスト削減・人員削減でまず最初にやり玉にあげられるのは派遣だという認識は必要でしょう。
しかしメリットを考えれば上記のリスクもある程度は納得出来てしまうのは私だけでは無いはずです。
少ないメリットにして最大のメリットとして
時給が良い。が挙げられます。
派遣というある程度リスクのある性質上なのか、直接雇用のバイトより高く設定される事がほとんどだと思います。
また時給以外のメリットやデメリットもバイトとかなり近い為、時給の高いバイトという認識で良いと思います。
オススメの雇用形態は?
上述した通り、筆者は派遣社員として勤務しています。
また結論を言うまでもありませんが、正直に申し上げて派遣で良かったとも思っています。
実は筆者は勤務初日に施設からの「週何回働けるか?」という質問に週5回と伝えていました。
しかし実際に週5で勤務してみたものの、慣れないのは仕方ないとはいえ、神経を擦り減らし過ぎて“こりゃイカン”となり、週4回勤務に変えてもらった経緯があります。
まぁ今現在も週5に戻していないのですが(笑)
とはいえ週4勤務でもそれなりにまとまったお金が手に入るのはひとえに時給の高さゆえだと思っています。
社員では早々に心が折れていたかもしれない。
バイトならば生活するには厳しい稼ぎになっていたかもしれない。
ビックリするほど大きな違いこそありませんが、結果、派遣の時給に救われた部分は否めません。
非正規雇用という点は人に寄っては大きなデメリットという側面に感じるかもしれませんが、少なくとも私は非正規にこそ人生の可能性を広げるカギがあると思っています。
介護という仕事以外の時間を十分に作る事で新たな道が見つかるかもしれない。
こうしてブログを書く時間も非正規ならではでしょう。
まして介護という職にこそ派遣として勤める事をお勧めします。
厳密には“まずは派遣として勤める事”をお勧めします。
人手不足と言われるこの業界では正社員になる道はいくらでも、いつでもあると思いますよ。
ではどうやって勤めるの?
正社員・パート・アルバイトならば求人広告に希望する勤務地の職場が掲載されていれば記載されている電話やネットでの応募になると思います。
一方、派遣社員としての勤務を希望するならばまずは、
≪ 派遣 介護 ≫とでも検索をかければいくつかの派遣会社が候補に上がると思います。
とりあえず登録にさえ行けば、希望する勤務地や時給などを聞いてくれた上で希望に近い施設を紹介してくれるでしょう。
人材が売りの派遣業ですから、担当スタッフさんも対応はとても良いですよ。
心配は要りません。